日栄地質測量設計(株)では、福島県立勿来工業高校本校舎の耐震補強等設計のためのボーリング調査および平板載荷試験を行いました。
現地調査に際し、去る7月9日には建築科1年生から3年生の学生の皆さん104名を対象に地盤調査についての講習と現地見学会を行いました。
まず、教室で建築にとっての地盤調査の重要性を学んだ後、実際にボーリング調査の標準貫入試験を見学し、採取したコアの手触りや、モンケン(標準貫入試験に使用する63.5kgの重り)の重さを実感してもらいました。
また、校舎の基礎地盤面(地面から1.4mの深さ)で実施した平板載荷試験を見学し、実際の地盤の硬さや地盤の分布を見てもらいました。
この見学会が、勿来工業高校の皆さんのこれからの勉強の参考と励みになってもらえれば幸いです。
日栄地質測量設計(株)は、今後も高い公共性を持って地域の発展に貢献していきます。